最近読んだBL漫画の感想です。
買おうか迷ってる方にとって少しでも参考になれば嬉しいです^^
『ララの結婚』
著者:ためこう
出版:リブレ、ビーボーイコミックスデラックス
1巻発売日:2018/10/10
2巻発売日:2019/11/9
3巻発売日:2020/10/20
要素
・ファンタジー
・結婚
・エロあり
・無理矢理
・格差婚
あらすじ(コミックス背表紙から引用)
今日からお前はオレの嫁だよ約束されていた富豪との婚儀の直前、双子の妹・ララは好いた男と村を離れた。ラムダンはララを無事に逃がすため、ララのふりをして花嫁に成り代わる。適当なところで富豪の家から抜け出すつもりだったラムダンだが、婚儀の日、仮の夫となったウルジに翻弄されてしまい――?異国の嫁入り奇譚、1巻コミックス描き下ろしは終わらない夜のお話。
感想 ※ネタバレ注意
・ザックリいうと、ファンタジー世界で、金持ちの家の長男ウルジに見初められたラムダン(双子の兄)が罠に嵌められ、ララ(双子の妹)の振りをして嫁ぐことになったお話です
・ウルジは子供の頃からラムダンに惚れていて、なんとか自分のものにしたくてラムダンの妹と婚約
・妹のララは、別で好きな人ができたので、その男と駆け落ち
・一時的に誤魔化しのつもり?いや、ノープランっぽかったですが ラムダンがララの振りをしてウルジと結婚
・ウルジ的には計算通り…!という感じのお話です
・ララとラムダンは瓜二つの兄妹で、ラムダンの見た目は完全に女っぽいですね(女ものの服を着ていたりもするので、余計に)このへんは好みが分かれそうですね~
・見どころはウルジの重~い愛と、初っ端からはじまるエロ(新婚初夜)、少しずつ心通わせていく過程、ですね!
・少し重い雰囲気と、主人公のラムダンにとってキツイ感じのお話ですが、ためこう先生の絵柄が綺麗でサラッと読めます
1巻
・1巻は導入、状況説明やらラムダンの絶望感を煽るようなお話でした
・好きでもない男と(妹の身代わりとして、とはいえ)結婚して、身体も好き放題いじられる
・逃げて村へ戻ってみても、村の存続のためにウルジのところへ戻るように促される
・好きな相手をなんとか自分のものにしようという焦りもあるのか、ウルジがかなり強引ですね
・なので、1巻が1番エロいようにも思います!
2巻
・2巻では、ラムダンも少しずつ慣れて、本来の自分を取り戻していってるように思います
・刺繍とかもやらされてたんですが性に合わず、ラムダンは家業を手伝うようになり、ウルジと過ごす時間が長くなりますね
・ウルジの愛が伝わりやすくなってるような…絆されているような…?感じです
・あと、ウルジの兄が(煽るためですが)ラムダンを自分の嫁にしようと決闘とかしますね
・ゆる~い兄弟げんかというか…茶番劇?(ひどい言い草ですが)
・ラムダンはウルジのことを知るためにお兄さんとお話したりしますが
・ウルジの嫉妬がすごい!期待を裏切らない!少しヤンデレ臭がしますね~
3巻
・3巻(2巻の最後から)では、ララが駆け落ちした相手はウルジの差し金だと知り、ララがいなくなったので、ララを探しに飛び出すラムダン
・ファンタジーBLあるある、娼館の登場ですよ!
・ララを探していてなんやかんやでスラムにたどり着き、そこから娼館へ連れ去られ、ウルジの兄がいたので世話になる、と
・ウルジはと言えば、父の命令で子供作るために2人目の奥さんを迎えようとしたりしてますね!
・これもBLあるあるで、結婚式当日にやっぱり辞める、となるんですがね!
・2人目の奥さんの存在意義は…?ラムダンにヤキモチ焼かせて気持ちを自覚させるための当て馬ですかね!(身も蓋もないですね)
・それから、ラムダンと入れ違いに、ララがウルジの屋敷にやってきます
・本当に同じ顔で、木を登ってウルジのいる部屋に入ってきたりと、意外と身軽…!
・ララの駆け落ち相手はウルジの従兄弟で、こちらはこちらで本気でララに惚れているらしく
・ウルジの屋敷で修羅場に…!笑
・意外と登場人物多くなってきましたね!
・最終的に、ウルジはラムダンを迎えに行き、ラムダンはようやく自分もウルジへ惹かれていることを認め始めた…?
・めでたしめでたし…?になるのかな?というところまでで3巻終わりです!
・「2021年新章スタート!」という予告も入ってるので、3巻までで一段落なんでしょうね
まとめ
ファンタジーBL大好き!強引な攻が好み!ガッツリえろが見たい!
という方にオススメです
話の展開はご都合主義満載ではありますが、サラッと読めるかと!
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