はじめに
2021年夏に無痛分娩で出産しました。
(それでブログ更新も止まってたわけですが…)
せっかく無痛分娩を体験できたので、体験談としてまとめておこうと思います!
出産は「ひとつとして同じお産はない」と言われるくらい個人差も激しいものですが、
あくまで私の場合はこんな感じだったよ~、ということで。
分娩方法を検討される際などに、少しでも参考になれば嬉しいです!
分娩方法
・無痛分娩
・計画(あらかじめ産む日を決める)ではなく、自然に破水または陣痛が来るのを待って病院へ行き、麻酔などの処置をする方針でした
・麻酔は痛くなる前から!極力、痛みを取り除く方針の産院でした
(産院によっては、子宮口〇cm以上になったら麻酔~、とかもあるようです)
・麻酔の追加は、手元にボタンがあるので、自分で押して追加
(生理痛くらいの軽めの痛みを感じながら産みたい、という人もいるそうで…自分で調整してね、と)
※麻酔が入りすぎないように、〇分経過しないと押せないなど、制御されてます
出産当日の流れ
6:00過ぎ
・朝、ベッドで寝てたら破水しました(少量からだったので、たぶん高位破水?)
・体内で「プスッ」という何か軽く割れるような?感覚があり、目が覚めました
・チョロっと何か出た感覚はあったものの、最初は少量だったので、尿漏れと区別しづらく…
・また、まだ眠い時間だったので、しばらく寝るか迷いました^^;
・30分程度経過してから、また何か流れ出たような感覚があったので、破水かなぁ…と、観念して産院へ電話しました
※破水の場合は即病院へ行ってください!抗生剤の投与が必要になります
7:30頃
・タクシーで産院へ到着
・自宅から出る前に産褥ショーツに履き替えて、産褥パッドも当ててきたのでタクシーの座席やズボンを汚さずに済みましたが、移動の間もけっこう羊水が流れ出続けてました
・感覚的には「止まらない尿漏れ」…!
8:00頃
・分娩する際の服に着替えて、点滴などの処置
・内診してもらうと、子宮口は指2本程度でした
9:00~9:30
・麻酔の処置
・硬膜外麻酔だったので、背中に管を通しました
・いや、背中に注射される感じなのでホント怖かったんですが…
・恐れてたような痛みはなく、チクっとする程度でした
・麻酔を入れてもらうと、背中に冷たい感覚がありました(麻酔が背中から入っていくので)
・しばらくしたら、足が少し動かしにくくなる感じはありました
・麻酔と同時くらいに、陣痛促進剤も入れ始めました(これは腕の点滴から)
・この時点で、規則的な張り(陣痛)はあったみたいなんですが…
・医師から「痛くないんですか?」と訊かれたものの、よく分からず^^;
10:00頃
・麻酔がしっかり効いてきました(投与してから効き始めるまでタイムラグがあるようです)
・お腹の張りは感じるものの、痛くない!
・ヒマなのでスマホいじったりしてました
11:00頃
・子宮口4cmくらいになってました
・麻酔が効いてるので、内診とかも全く痛くない!
・助産師さんが様子を見にきてくれるものの、1人でヒマな時間もあり…(コロナ禍のため、産む直前まで立ち合い不可)
・小説を読んだり、スマホをいじったりしてました
12:00頃
・子宮口9cmくらいになってました
・胎児の頭の向きとかも問題なし!
・カテーテル挿入して導尿してもらいましたが、麻酔効いてるので全く痛くない!
・1時間後くらいに旦那にきてもらえばいいくらいかな~、とのことだったので、旦那へ連絡
・陣痛は全く痛くなく、お腹の張りは感じるものの、張りなのか胎動(胎児が動いただけ)なのか、よく分からないレベル
・麻酔は少し効きすぎくらい?のようでしたが、痛いのは怖いので麻酔追加ボタンを押せるだけ押してました
(我慢しすぎると、後からボタン押しても効くまでタイムラグがあったり痛みが完全には無くならなかったりすると言われたので^^;)
13:00頃
・子宮口全開
・「すぐそこに胎児の頭がある状態」と言われ、ビビる
・下半身の感覚はあんまりありませんでした
・要するに、痛くない!!!
13:15
・旦那到着
・あと、学生さんが分娩見学に来てました
(そういえば子宮口開くの待ってる間に院長先生から見学の打診されて、OKしてました)
・旦那が来てから「じゃあ、いきみましょう」ということで、いきむ
・麻酔めっちゃ効いてたため、陣痛はよく分からなくなってたので、モニターでお腹の張りを見ながら張ってるらしきタイミングでいきんでました
・バースプランに「優しくしてほしい」と書いてたので、スタッフさんたち超絶優しく応援してくれました^^
14:15頃
・産まれました!!!
・私、つわりがわりと酷くてですね…妊娠後期も初期よりはマシになったものの、あまり動けなかったんですが…
・産んだとたんにスッキリ爽快!!!
・あ、会陰は伸ばしきれなかったので…裂けるよりは、と切開、縫合されました…。
・一通りの処置の間も麻酔は効いてたので、痛くない!!!
・意外といきむ時間が長くて(休み休みいきんで、1時間程度?)少し疲れた程度でした
※これでも早い方らしいです
・あとは子を抱かせてもらったり、旦那に抱っこしてもらったり、胎盤を見せてもらったりしてました
17:00頃
・旦那と子といったん別れ、部屋へ移動
・なかなか麻酔が抜けず、しばらくそのまま分娩室にいたんですが、ぼちぼち移動しました
・まだ歩けなかったので、助産師さんに車イスで連れてってもらいました
補足
・分娩自体は痛くなかったものの、当然、産んだ後は身体中ボロボロなので痛いです!
・局部を切って縫ってますし…
・産後の悪露(生理の超絶すごいバージョンみたいな血と塊)もめっちゃ出ますし…
・520ml出血してましたし…(これは多い方だそうですが)
・まあ、自然分娩でも無痛分娩でも出産で負うダメージ自体は変わらないはずなので^^;
・それでも、せめて出産するときだけでも痛みを感じなくて済むのはメチャクチャ助かりました!
まとめ
陣痛が来てから出産までは7時間弱の安産でした!
「無痛分娩」って、「無痛(ただし痛くないとは言ってない)」みたいなイメージだったんですよ。でも痛みに耐えられる気がしないので、麻酔してほしい…!と思ってたんですが、
運良く!その名の通りの!ほとんど痛くないお産ができました!!!
背中に針を刺すのが見えないのもあって少し怖かったですが、注射程度の痛みですし、それさえ終われば快適!
結局「痛み」というほどの痛みは感じずに、終始穏やかに過ごせました。
※痛みを積極的に取る方針なのか、最後の最後だけ痛みを緩和する方針なのかは産院によって異なるようなので、産院選びの際には確認しておいた方がいいと思います!
無痛分娩ってやはりお値段高いので…悩む方も多いと思いますが、少なくとも私にとっては、払うだけの価値は充分あり!でした!
あくまで私の場合はこうだった、というだけなんですが…少しでも参考になれば嬉しいです!
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